2016年12月6日火曜日

2泊3日の韓国旅行

2012年1月31日~2月2日

伯母と2人で行きました。
もう極寒!ほぼホテルにいるか、食べてるだけって感じでw食べ物が色々美味しかったです。
記憶も無いので、写真を頼りに、、だから旅行記はすぐ書かなきゃだめですね。。

早朝の便だったので、前日空港近くのホテルに宿泊してから行ったんだったような。。

ソウル(明洞)のホテルはロイヤルホテル。4つ星です。
かなり綺麗で良かった記憶があります。

1日目は、ロッテ百貨店に行ってぷらぷらしたり。。
この日は生憎の雪、この日は本当に極寒でした。



1日目の夕食の記録が無い。。
そうだー!1日目はパックになってるツアーセットのレストランで
食事だったんです、確かプルコギと、ビビンバを食べたような。。


ここから、ほぼ食べ物記録になりますが、、
朝ごはんは、ロイヤルホテルの目と鼻の先になった、おかゆやさん味加本(ミガボン)。
ここのおかゆがすっごい美味しくって。。伯母と美味しいね美味しいね、明日も行っちゃおうか?!って感じで。3日目も^^
口コミもかなり良いし地元常連客も多いんだとか。。
寒かったし、身に染みるお味でした。

左:2日目、あわびのお粥 右:3日目、野菜のお粥




2日目は相変わらず寒いけど晴れたので良かったです。
南大門市場の散策…寒くて散策どころじゃなくて、すぐお昼ごはん食べにお店に入った記憶がw



お昼は、チョンウォンスンドゥブ 本店さんに。
ここのスンドゥブが美味しいと評判みたいで、、美味しかった♡寒い体に染みました~。



そのあとホテルに戻って、コスメを買いにミョンドンに出たりして。



2日目の夕食はサムギョプサルを食べに、鳳順(ポンスニ)さんへ。
結構評価が良かったので。お店の方が焼くのを手伝ってくれました。
とても美味しかった~♪



寒くて写真撮影どころでもなく、これといった観光もできなかったです。
次回はもう少し暖かい時期に行きたいです~(T_T)

読み直ししてみたら、これ旅記録としてどうなのw 内容が、、、
まこんなこともあるか。。


2016年12月5日月曜日

ドロミテ⑤ ワイナリー訪問 と トレンティーノのりんご

9月30日(金)

最終日です。
朝起きて、お昼用のパニーニ作ってアパートタイプだったので、、軽くお掃除して(本当はしなくて良かったかな?でもやっぱりね、、)出発。10時前頃だったかな。


目指すは、ワイナリー。

このあたりは、ちょっと下ると、ラーゴディカルダロ、ボルツァーノ、とワイン有名ゾーンが連なりますが、高速を途中で降りなくてはいけなく、、面倒なので、高速乗る前に寄れるちょうど良いところ、
ブレッサノーネ(Vale Isarcoゾーンで有名)のワイナリーへ行くことに。


11時前に到着。
お邪魔したのは家族経営のこじんまりした、Kuen Hofさん。
なななんと、このゾーンはこの時、ちょうど収穫中だったのです。
当日まで、どうなるか分からないと、伺っていたのですが、OKが出ました。


大学生の息子さんが丁寧に説明してくれました。
「イタリア語が上手に話せないのですが…」と言われて、びっくりですよ。。ここはイタリアなのに^^;

若いので、ちょっとくだけた感じで、大学生活(ドイツのドゥッセルドルフの私立大学)の話もしてくれたり、とても面白かったです。
途中、収穫済みのぶどう(ゲブルツトラミネール)を食べさせてくれたり。

ここのゾーンも、山を切り開いたような急こう配にMuretti a Secco (空石積み)で畑を作っているところが、リグーリアと同じなのです。
とても驚きました。

何段も上に伸びているの分かりますかね?



まだ収穫前のぶどうがあります。




今年は、ここのゾーンは、4月ごろに例年に無いほどの雨で、かなり参ったそうです。。そのせいで、例年通りのBio Dinamica (ビオダイナミック)が不可能になってしまい、
今年は一部ビオ(ただのBioと言ってた)になってしまったそうです。

農業は、お天気に左右される本当に難しいものだな、と改めて感じました。



ここは赤は生産しておらず、白4種類です。(Silverner, Gewurtztraminer,  Riesling, Grüner Veltliner.)
残念ながら、ゲヴルツトラミネールは、アメリカ人に人気らしく、箱買いしていくんだそうで、売切れでした。。。

私たちは、Silvaner が、かなり気に入りました。(白で14%!すごいぞ!!でも飲んだ感じでは、14%のアルコール度数を全く感じさせないという!!)
SilvernerとGruner Veltlinerを数本購入。

どのワインも、塩気を感じるんですよ、すごく良い。
私はここのワインすごく好きだな。







12時半頃にワイナリーを出て、りんご直売所に!

ここの州はりんごが名産なんです。
ワイナリーを探しながら、じろじろあたりを見回すと、あたり一面がりんご畑だったことに気付いた。
”りんご直売所がありそう!”と閃き、息子さんに聞いてみると、やはり御近所にあるとのことで、教えてくれました。
(私たちは間違えて農家にお邪魔してしまい、、とすったもんだありつつ、、)



行きにも観察していたのだけど、りんごの栽培方法に驚き。
りんごの木って通常はもっと一本ずつが大きくて太くて、という感じだけれど、
大量栽培するのは、こういうやり方なんですね。



直売所は、倉庫に、数種類のりんごと、大きなはかりがドドン!と置いてあり、
好きなだけ買えるというの。
私たちは少しだけの購入でしたが、やはりこちらで売っているのより、1KGあたり、20セントくらい安かった。
フジはまだ少し早かったようで、ありませんでした。

左の写真は、その時買うことができた5種類のイラスト。
私たちは、Eistar, Jonagoldを購入したかな。こちらであまり見ない種類だったもの。



この後は、高速に揺られ、モデナ付近で事故に巻き込まれ、時間掛かってしまい、
夕方7時頃に家に着きました。
家に帰ったらどっと疲れが。。でもすごく充実した休みでした。やっぱり山が好き♡
イタリアは本当に広いな、と改めて思いました。

●メモ
夫が、ことあるごとに、動物に会えないね(;_;)
と悲しんでました。。私たちが遭遇したのは、リスだけ。
本当は色々な動物がいるんですけどね、早朝とかじゃないと難しいのかな。
私は一度、ラスペツィアの山の方で、バスに乗った時、鹿(capriolo)が前を通過して、ビックリ!という出来事がありました。バスの運転手さんも、日中に珍しいと驚いてました。(乗客私だけだったw)

2016年10月3日月曜日

ドロミテ④ Croda Rossa(クローダロッサ山)・郷土料理雑感

9月29日(木)

疲れがピークに達しながらも、身体が慣れてきて、心地よい、このまま永遠にトレッキングが続けられそうなくらい身体が軽い3日目!夫は、身体がこの気温差についていかないのか?少し風邪気味で、喉に痛みあり。


当初は、San CandidoからのSentieroを予定していたのですが、
San Candidoには無料駐車場が無いことが滞在中に分かり、
Mosoのロープーウェイ乗り場の無料駐車場に停め、そこから、山登りをすることに。(ロープーウェイ乗り場は駐車場も広い上、無料)



10時前にトレッキングスタート(Sentiero 15, 19) 
途中の雑木林の20分ほどが、心臓破りで、かなり険しく、これがずっと続くようだったら、
流石に諦めるしかないか…と思ったくらい。

他の登山客も、上で息を切らしながら休憩していてたのを見ました。この道は辛い。。
写真も、息切れで、ピントすら合ってません(苦笑)臨場感、伝わりますねw



登り切ると、草原が!(恐らくスキーコース) これで心臓破りの坂は終わり、安堵、ホッ。
この日登ったCroda Rossaも、冬はスキーコースとして賑わう場所。



ここからは、スキーコースを横切るような形で、Sentieroが続きます。やっぱり牛さんの糞の匂い、気になる…(;_;)


11時半到着。標識によれば、1時間40分だったので、少し早めに到着しました。
こうして山頂でゆっくりしたいので、この位が理想ですね(1日目のマルガが悔まれます…)



ここからPrato di Croda Rossa目指し約5分ほど歩くと…
素敵な景色が!!



かなり大きなPratoで、山小屋も、3個ありました。(内1つはお休み)写真右の山小屋には遊具もあり(オレンジのは多分滑り台)、だからか、子連れの家族を良く見ました。
ロープーウェイでここまで登ることもできるので、良いですね。

お天気が良くて本当に良かった~!(こればっかり言ってますがwでもこれが何より大切!)




ここで終わっても良かったのですが、疲れた体に鞭を打ち、もう少しだけ上まで登ることに。
途中、階段があり、筋肉痛の足にはかなり辛く二人して絶句…w

登りきると、ベンチとテーブルがあり、ここで絶景を見ながら、ランチを取ることが出来ました(12時頃)。

偶然にも、なんとここにいた家族がほぼイタリア語話者!!
ここ数日、すれ違う登山客は全員、ドイツ語話者だったので、久々にイタリア語に囲まれ安心しながらのランチになりました。



山小屋でお茶をするため下ります。
本当に大きな、素晴らしい景観の草原です。



2つある山小屋のうち、若干下の方にあるRifugio Prato di Croda Rossa(1924m) へ。
本日のケーキ 桃のケーキとカフェを。

太陽の日が心地よく、こんなに素敵な空気の美味しい場所で、甘いものを、
罪悪感ゼロで食べれるのは、最高の幸せ! 山登り、本当に好きだな、と改めて思いました。



13時過ぎに山小屋を後にし、下りはSentiero 153を歩きます。

この道が、急なのですが、すごく良かった!
スキーコースがあるSentieroは、スキーコースに沿って道があり、あまり面白みがないのですが、153は、山を切り開いた急な道。
眺めが最高に良かったのです。でも、登りは辛いと思います…下りで良かった~。

最初続いた階段は、筋肉痛の足には辛かったです(;_;)ロープーウェイが通るほぼ真下を歩いています。

その道が終わると、出てきた山道。歩きながら見える景色は山が真正面(恐らくAnderter Alm)で、
本当に素晴らしい道、感動しました。



素晴らしい眺めなのに、写真を撮ると遠近感が伝わらず勿体ないと思い、
夫を入れて撮ってみました。この迫力伝わるでしょうか?



お花の記録
左:Carlina Bianca (Carlina Acaulis, チャボアザミ) 初めて見ました。
右:道中至る所で見かけた、草の紅葉、秋の足音。



さて、14時頃、Rifugio Piano Fiscalino(1454m)に出ました。
ここから、車のあるMossまで、緩やかなSentiero1Aを通りながら戻ります。

14時半頃、Sentiero 1Aに到着し牛さんの放牧を間近に眺めながらの散歩道♡

途中、見つけた花々。

左上:分かりません(ToT) 左下:Trollius europaeus (セイヨウキンバイソウ)
ん中;分かりません、、
右上:Colchico d'autunno、これが不思議なんです、葉が無いんです、多分地中に何かがあってそこから生えてきているのかな?かわいらしいお花♡
右下:Salvia ?

ここでも、絶好のチャンス!とカウベルのビデオを撮影w
牛さん、糞は嫌だけど、可愛いなぁ~♡


16時前にMoso付近へ戻りました。
流れている川の水が澄んでいてとっても綺麗。そういえば、Sestoに流れる水も綺麗でした。



その後、Sestoに立ち寄り、お土産選び、買い出しを済ませ、アパートに一旦戻り、
夜は、Zum Klausというトラットリア?で食事を。
アコーディオンでずっと演奏をしているおじさんがいて、良い雰囲気でした。
歌は全部ドイツ語、、周りのお客さんは大体がドイツ語圏だったので、皆さん、口ずさんでいました。


ビールで乾杯!
プリモは二人とも、ポルチーニ入りのクネーデル、下には紫キャベツのザワークラウト。
セコンドは、夫だけ、セストのローカルチーズがかかったポレンタとサルシッチャ。
デザートは私だけ、カスタードクリーム付きストゥルーデル。

とっても美味しかったです♡


<料理についての雑感>

クネーデル
お肉だと思っていたのですが、パンなんですね!
家でも作ってみたいと思いました、すっごく美味しいんですもん!意外と簡単にできそうかな??
山小屋で色々なクネーデルを食べ、お土産にも買って帰ったのですが、どれも違い、色々なバリエーションがあるんですね。

ポルチーニ
ポルチーニが使われる料理を滞在中の山小屋のメニューで何度かをみました。
おそらく、ここでも、採れるからなのでしょうね。
特に2日目のSentieroは、きのこ良くみかけました(流石にポルチーニは見つからなかったですが)

エゾネギ
ここの料理にはErba cipollina (エゾネギ)が良く使われている!
このあたりでは良く採れるんでしょうか、基本的にErba Cipollinaって野生植物として生えてますよね??トレッキング最中、もっとしっかり観察しておくんでした…><

スーパーで、ローカル野菜を何度か見かけました。
Sestoのじゃがいも、San CandidoのRape(かぶ)。名産のようです。



お会計時、ウエイトレスの女の人に、「新婚旅行ですか?」と聞かれ
「え?!」と戸惑う私たち(笑)初々しく見えていたのだろうか…

実際には、メニューを見ながら、あれだけ夫がクネーデルを食べたいと言っていたの「ニョッキにする」などと言い始めたので、
「クネーデルにしないと後悔するよ!」などと、小競り合いしていたのですが…(笑)


トレッキングはこれで終わり…あっという間でした(涙) 
ちょっと寂しい夜でした。


食事から戻り、アパートに入る前、空を見上げると、溢れんばかりの星空。プラネタリウムよりすごい。。
天の川を見ることが出来ました。初めて見たかもしれません。素敵な思い出になりました。

ドロミテ③ Monte Elmo(エルモ山)

2016年9月28日(水)

朝起きて、お尻のあたりが少し筋肉痛。下りで、お尻から膝上の筋肉で歩いていたからかな。
反対に夫は、膝から下が痛いと言っていて、同じコースを歩いても、筋肉の使い方が違うというのが興味深い。


この日は、朝早いと大分寒いというのを学んだし、行きはロープーウェイに乗るので、
10時頃の少し遅めの出発。


Sesto(セスト)という町のロープーウェイ乗り場に。一人片道、12.60€。
乗客は、ドイツ語話者の観光客ばかり。1320m~2060mまで、10分もかからず到着。写真右は頂上の乗り降り場。





頂上付近で見つけた花たち。
こうして自然に目を向けるのもトレッキングの楽しみの一つ。特にソムリエの勉強をするようになって花の香りを知るようになり、花が好きになりました。

左上:Campanula barbata? 左下:Mirtilli Rossi(コケモモ),
真ん中上:Epilobio, Epilobium Fleischeri?(アカバナ属) 真ん中下:Trifoglio?
右Imperatoria Vera?

とくに コケモモ、滞在中、至る所でたくさん見かけました。



花々の写真を撮りながら、ロープーウェイの降り場から、さらに頂上を目指し、
2200m 山小屋(Gallo Cedrone )に到着。ここは立ち寄りませんでした。

暫し、美しい景色を堪能しました。
こんなに綺麗に景色を拝めるなんて、本当に幸運。お天気に恵まれて良かった!と改めて感じました。

雲がまた、良い味を出しています。ここから見える山は、三つ。
左側から、Sasso Vecchio, Tre Scarperi


写真が切れてしまっているのですが、、(汗)
左から、Tre Scarperi, Cima di Sesto





この後、夫が調べた、評判が良い山小屋でランチを取る予定だったため、昨日のようになるまい!と、後ろ髪を引かれつつ、早々に下り始めました。(Sentiero 4とSentiero 2 )


Sentiero4を下っている途中、アルプスと言えば!!のカウベルが聞こえてきました。
車も人通りも無く雑音も無く、絶好のチャンス!!と、Sentieroから逸れた道を必死に登り ビデオ撮影に成功!
牛さんw  なになに??と凝視^^;


高校の吹奏楽部の大会で「アルプスの詩」という曲を演奏したとき、
曲中、牛のカウベルの音が出てくるんですが、映像を見たり、牛になった気持ちで!と想像力を膨らす練習をしたりしていて。いつかアルプスのカウベルをこの目で見てみたいとずっと思っていたのですが、長年の夢がかないました!




Sentiero4は、別名Sentiero delle Fiabe (おとぎ話の散歩道)。
道中、野生動物図鑑があったり、木でできたモニュメントがあったりして歩いても飽きず、素敵なアイディア。
私たちは野生のリスを見かけました!
下の女性の木でできたモニュメントは「クネーデルの女性」
この女性は、クネーデルを、貧しい人々に与えなかったために、土の下の穴の中に閉じ込められ、永遠にその中で、クネーデルを作り続けることとなった、そうです。

他にも…
夜、男性がこの道を歩き婚約者に逢いに行く途中、幽霊が出た、という、モニュメントもありました…(ゾー!) 変なものが写り込んでは困るので写真は撮ってません!


山小屋はこちら!という看板が、わくわくさせます。お腹が空いた~。


この看板でおわかりかと思いますが、
この地域は、ドイツ語・イタリア語二か国語表示。
てっきり、私はイタリア語優勢かと思っていたのですが、ここに住む人はドイツ語メインなんですね!
イタリア語があまりうまく話せない人すらいて、イタリアでは無いような感じ。イタリアなのに!
はるか昔に習ったドイツ語が少し思い出されましたww



山小屋 Jägel Hütte Baita di Cacciatore (1830m)に12時半頃に到着。
シーズンオフとは言え、暑くて半そでになるほど、人も少なく、ゆっくり出来て、最高!




夫は、Uova, Patate e Speck (卵&名産の燻製ハム&じゃがいも)、
私は、Canederli e Crauti(クネーデルとザワークラウト)。
このCanederliは PressKnödelという、大変古いレシピらしく、普通のクネーデルと違い、丸めた後に少し潰し、中には、地元産のチーズと西洋ねぎが入っているとオーナーから聞きました。
と~っても美味しかった。


中央のパンの写真の平らなものは、Schüttelbrot (シュッテルブロート)という、郷土パン。
御煎餅のように固くてパリパリ。ここのはフェンネルの種が入って、香ばしかったです。

デザートは、やはりStrudel (ストゥルーデル)  私は王道りんご、 夫はアンズのものをオーダー。
生地がしっとりしていて、美味しい…今まで私が家で作ったことのある生地と全然違う(汗)どうやって作っているのだろうか…クロスタータのもっとしっとりとした生地のような感じ。


Monte Elmoは、冬はスキー場として賑わう場所、リフトも見かけました。
今回訪れた山小屋は、冬はスキー客で大賑わいだそう。今は、シーズンオフで、冬の繁忙期を前に、10月9日から一旦休業とのこと。
実際私たちが下る道も、スキーコースを横切るような形で散歩道が通っていました。

カフェをオーダーしたら、サンブーコのリキュールのサービスをしてくれました。
オーナーさんが親切で、とっても素敵な山小屋でした。




14時過ぎごろに、山小屋を後にし、Setiero4が続きます。雑木林のような道。
日が当たらなく苔が広がり、キノコが生えているような道でジメジメ。
なんだかもののけ姫に出てきそうな感じ。
この写真、日が入り明るく見えるのですが、本物は、もっともっと暗い。



そう!途中、トラックが通過したんですが、牛の糞をそのままの状態で運んでいて、
本当に勘弁してよ~!という感じでした。。慣れてきたとは言えやっぱり……



さて、Sentiero 2が途中から始まります、別名Sentiero di Meditazione(瞑想の散歩道)

瞑想とある通り、道中、キリスト教関連のモニュメントをいくつか見かけましたが、
どれもドイツ語で書かれていて、理解が出来ず…

木でできた教会。
素敵でした。歴史が感じられます。後ろの岩も年季を感じます。。





途中お宅を通過し、猫ちゃんを発見♡日向ぼっこ中。



Sestoに近づいてきました。
写真左:Sesto間近の道中でたくさん見かけた赤い実のなっている木....Sorbo degli Uccellatori (セイヨウナナカマド)
収穫されている気配も無く、食べることは無いものなのでしょうか?


写真右の木でできた枠のようなものは、翌日も山頂で見かけたのですが、
夫が干す枠かな?(乾物用?)と言っていたのですが??



Sentieroが終わって大体15時半頃にSestoに到着、ぶらぶら。
可愛い町で大好きになりました。大きな観光案内所もあり便利。

San Candidoではあまり見なかった、チーズ工房、お肉屋さん、パン屋さん、ケーキ屋さん、スーパー等を見かけました。住民はここで買い物をしているのかな??
生活感が感じられて好きでした。私たちも、お土産はここで買う方がいいね、と学びました。



チーズ工房では、翌日のパニーノ用のチーズも購入。
やぎの白カビチーズ!美味しかったなぁ。

美味しいヨーグルトが食べれるかな!と楽しみにしていたのですが、
5kg~の販売、小売りは無し、ホテルに卸しているんだとか…
ラスぺツィアあたりだと、小さいサイズのヨーグルトも買えるのになぁ。残念。


上のケーキは、調べてあった評価の高いケーキ屋さんKolfer (Sestoの近くの集落Moso)で。

ザッハトルテを食べたかったのですが、遅すぎで売り切れ(;_;)
お姉さんが、おまけで梨のケーキも少し入れてくれ、感じが良かったです。一切れがこんなに大きくて、これで8€もしない位。

これぞ日本で食べるチョコレートケーキ。とっても懐かしい味がしました。

夜は、夫がトマトソースのパスタが食べたいというので、ミニトマトから、トマトソースを作って、
大変(;_;)

翌日もトレッキングー!


●おまけ
母と伯母に、ドロミテの写真を何枚か送っていたのですが、母「スイスはどんな食べ物なの?チーズフォンジュ?」伯母「あの山の向こうはスイス?」
イタリアとオーストリアだよ、と何度も言ったのにww
私もそうでしたが、アルプス=スイス、という図式がなぜか成り立っているからでしょうか。

2016年10月2日日曜日

ドロミテ② Lago di Braies (ブライエス湖)⇒ Malga (マルガ) 2115m

9月27日(火)

朝9時頃出発し、ブライエス湖の駐車場へ。
遠く~近くまで約3個所あり、恐らく値段も少しずつ違う、私たちは一番遠い所で、(と言っても歩いて10分くらい)時間制限無し5€。

イタリア語学校の先生が、偶然、同じ場所へ8月にバカンスに行ったとの事でしたが、
ブライエス湖の駐車場マックスキャパを超え、遠い場所に駐車して歩いたらしく。
恐らく私たちは時期的に、バカンスシーズンから外れ人も少なく、晴れ女パワー発揮で、連日天気にも恵まれ、ラッキーでした。


ブライエス湖はひんやりし、非常に幻想的。一度見て見たかった場所でした。
ちなみに、左は朝9時半、右は16時の写真。
ブライエス湖というと。このエメラルドグリーンの湖水が有名なので、夕方の方が綺麗な写真が撮れるのかな…?



ここで!!夫が良く調べないまま、上の写真を正面に見て、左に進んだのですが、
Sentiero19入口から、全く逆側だと後から分かりました=_=

19入口にたどり着くまで、湖をほぼ3/4周!時間大幅にロス^^;(かなり大きい湖なんですよ、汗)
9時半のブライエス湖は太陽も当たらず、底冷えがするほど寒い!そして、なぜか道中、チーズの腐ったような臭いが…なぜ?(;_;)

10時過ぎに、やっとのことで、入口に到着。
まずは、40分ほどの平らなハイキングコース。途中出逢ったのは、ドイツ語話者だけ^^;


追記しておきますが、牛さんの糞が全体的にあり(夏になると牛さんは山を登るかららしい)
ずっと臭いですww 2日目になると少しずつ慣れてきますが、ちょっと辛かった。よっこらしょと、地面に座ることもできない(;_;)


日差しが段々暑くなってきて、上着を脱いだり…温度調節。
日陰に入ると寒いし、日向へ行くと暑いし、と、この時期の山は、調節が大変です。。
これはこの日だけでなく毎日。 薄手から厚手、半袖から長袖、コート…と様々な服を持参して正解でした。

10時45分に、最初の目的地、山小屋Malga Foresta(1590m)に到着。
ここからSenrieroが三手に分かれていますが、私たちは写真右の橋を渡り、19を進みます。



水分補給をし一休み、山小屋には寄らず、Malga目指し、出発。
ここから先に進む人たちはあまりいなく(恐らく私たちが遅すぎた、というのもあるかと…)
大体ここで昼食を取ったり、ゆっくり過ごす人が多いようでした。

標識によれば、所要時間1時間40分とありましたが、
ここのコースは、到着まで、普段のトレッキングコースに比べて標識が極端に少なく(確か1回だけ?)到着時間の見当がつかず、大変でした。




さて、山小屋の後も、割と緩やかな道が続き、草原に到着。
ここで、持ってきたパニーニ、お菓子等で軽食。この時点で大体12時。

牛の糞の心配もなく安心かと、切り株の上に腰掛けました。
大分疲れてきています。。でも、目的地にたどり着けば、もっと綺麗な眺めが私を待っている…と自分を追い込むw




この先から、険しい道が始まりました。
時間との戦いになり、写真撮影などしている場合では無くなり(苦笑)
登りに関しては、写真があまり無く。

ここのSentieroには湧水が出ている場所がたくさんありました。
夫は水の流れる音が好きだから、と、道中、ビデオを何度か撮影ww


特に、最後の約20分は、超急斜面(写真右)で、非常に険しい道で、大分辛かったです。
このあたりで、「日が落ちたら帰れないし、終わりが見えないので、辞めようか」と話していました。

写真左は、湧水でベンチもあったので、一休みしたポイントでした、ここで休みすぎたか?^^;
(写真左12時20分 右12時45分)




心臓破りの崖を登りきると、そこには、これぞまさに私は見たかった景色が、広がっていました!
到着時間、13時少し前。

おとぎ話の中のような風景、本の中のような風景…胸が打たれました。
頑張って登って本当に良かった、感激!!!
晴れ女のパワー発揮で?本当に美しい風景を拝むことが出来ました。






もう少し奥まで歩き、山小屋(Hutte, Rifugio)を目指します。
山小屋?がいくつか点々としていますが、食事が取れる山小屋は、写真右の白い建物。



こんな感じです。



山小屋 Malga Ucia Fojedora 2115m。 到着は13時過ぎ。
お客さんは、他のトレッキングの日の山小屋と比べると、かなり少なかったです。(恐らくロープーウェイも通っていない場所なので、辿り着くのが難しいのかと…)




今日作ったんだよ!とオーナーさんお薦め、Linzer Torta (リンツァートルテ)をオーダー。
オーストリアやドイツで主に食されるケーキだそう。
飲み物は、夫はビールw、私はお水(無料でした!)。価格も良心的な上に、一切れが大きい!




このケーキ、スパイスが利いていて、アーモンドも生地に入っているのか?とってもしっとり。
山を登った達成感に満たされながら、こんなに素晴らしい眺めの中で食べるケーキは、人生で一番美味しく感じました。これぞ究極の幸せだと思いました。


ここの場所、なんだか、今思うと、もうたどり着けない場所で、あれは夢だったんじゃないか。と思う位素敵な時間だったんです。

山小屋のお客さんは、みなひそひそ声で話していて、シーンとしているし、
オーナーさんが突然、ヨーデルを歌いだしたり、
そのあと、アコーディオンを演奏し唄い出し、周りのお客さんは踊り…なんだか不思議な愛おしい時間でした。


この演奏が大体13時45分、ものの30分の間に、天気が急に曇空になり、寒くなってきて、私は半そでから一気に長袖を二枚羽織り、手袋まで装着するくらいの寒さに…
”山の気候は変わりやすい”とは正にこのこと。
もう少し早く到着すべきだったね、と夫と反省。この教訓を翌日のトレッキングに活かすことに。


食べ終えたお皿を持って行くと、こんなことしてくれたお客さんは初めてだよ!でも、割引はしないよwとオチ付き(笑)
日本人はこうするのが普通なんですよ、と言うと、オーナーさんは日本へ行ってみたいんです、美味しい食べ物がたくさんありますからね!と言っていました。


素敵な気さくなオーナーさんの素敵な山小屋、もう一度戻りたい。
後2回山小屋へ行きますが、フレンドリーなある意味緩いw 山小屋は、ここだけ(笑)
今度はゆっくり、ランチを取りたいなぁ!


下るのに、2時間はかかるだろうということで、ゆっくりする間も無く、
14時頃(涙)下り始めることに。。


帰りは、少し余裕が出来たので、植物の観察も。
左:小さな可愛いお花、campanula di monte 
右:Abeti(モミ) 標高が高い場所の種のようで、たくさん見かけました。



道は途中、ずっと急斜面が続きます。
写真だと奥行きがなかなか分かりずらいのですが…


ランチを取った草原に戻りました。
日もまた出てきて、下ると暑くなってきました。少し前まで居た山の上の寒さとは大違いです。




丘を抜けて、最初の山小屋へ戻る途中の道。
夫が行きに石を乗せたのですが、増えてるなぁと言っていました。




恐らく私たちが最後でした…山小屋のオーナー?にさえ、車で抜かされてしまった(涙)
やはり遅かったんだな。。


帰りは、そのままSan Candidoで、少し買い出しと買いものをして、帰宅。。
San Candidoは、2日目でやっと少しわかったのですが(遅い?w)病院も、スーパーもあり小奇麗な町なのですが、宿が多く、そして無料の駐車場も無い!!
翌日行くSestoの方が生活感が感じられて好きでした。




この日は、パニーニに入れたスペックがかなり余っているので、それに西洋ねぎで、パスタを作りました。疲れていたので大変でした、、、(;_;)

翌日もトレッキングです!