9月30日(金)
最終日です。
朝起きて、お昼用のパニーニ作ってアパートタイプだったので、、軽くお掃除して(本当はしなくて良かったかな?でもやっぱりね、、)出発。10時前頃だったかな。
目指すは、ワイナリー。
このあたりは、ちょっと下ると、ラーゴディカルダロ、ボルツァーノ、とワイン有名ゾーンが連なりますが、高速を途中で降りなくてはいけなく、、面倒なので、高速乗る前に寄れるちょうど良いところ、
ブレッサノーネ(Vale Isarcoゾーンで有名)のワイナリーへ行くことに。
11時前に到着。
お邪魔したのは家族経営のこじんまりした、Kuen Hofさん。
なななんと、このゾーンはこの時、ちょうど収穫中だったのです。
当日まで、どうなるか分からないと、伺っていたのですが、OKが出ました。
大学生の息子さんが丁寧に説明してくれました。
「イタリア語が上手に話せないのですが…」と言われて、びっくりですよ。。ここはイタリアなのに^^;
若いので、ちょっとくだけた感じで、大学生活(ドイツのドゥッセルドルフの私立大学)の話もしてくれたり、とても面白かったです。
途中、収穫済みのぶどう(ゲブルツトラミネール)を食べさせてくれたり。
ここのゾーンも、山を切り開いたような急こう配にMuretti a Secco (空石積み)で畑を作っているところが、リグーリアと同じなのです。
とても驚きました。
何段も上に伸びているの分かりますかね?
まだ収穫前のぶどうがあります。
今年は、ここのゾーンは、4月ごろに例年に無いほどの雨で、かなり参ったそうです。。そのせいで、例年通りのBio Dinamica (ビオダイナミック)が不可能になってしまい、
今年は一部ビオ(ただのBioと言ってた)になってしまったそうです。
農業は、お天気に左右される本当に難しいものだな、と改めて感じました。
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ここは赤は生産しておらず、白4種類です。(Silverner, Gewurtztraminer, Riesling,
Grüner Veltliner.)
残念ながら、ゲヴルツトラミネールは、アメリカ人に人気らしく、箱買いしていくんだそうで、売切れでした。。。
私たちは、Silvaner が、かなり気に入りました。(白で14%!すごいぞ!!でも飲んだ感じでは、14%のアルコール度数を全く感じさせないという!!)
SilvernerとGruner Veltlinerを数本購入。
どのワインも、塩気を感じるんですよ、すごく良い。
私はここのワインすごく好きだな。
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12時半頃にワイナリーを出て、りんご直売所に!
ここの州はりんごが名産なんです。
ワイナリーを探しながら、じろじろあたりを見回すと、あたり一面がりんご畑だったことに気付いた。
”りんご直売所がありそう!”と閃き、息子さんに聞いてみると、やはり御近所にあるとのことで、教えてくれました。
(私たちは間違えて農家にお邪魔してしまい、、とすったもんだありつつ、、)
行きにも観察していたのだけど、りんごの栽培方法に驚き。
りんごの木って通常はもっと一本ずつが大きくて太くて、という感じだけれど、
大量栽培するのは、こういうやり方なんですね。
直売所は、倉庫に、数種類のりんごと、大きなはかりがドドン!と置いてあり、
好きなだけ買えるというの。
私たちは少しだけの購入でしたが、やはりこちらで売っているのより、1KGあたり、20セントくらい安かった。
フジはまだ少し早かったようで、ありませんでした。
左の写真は、その時買うことができた5種類のイラスト。
私たちは、Eistar, Jonagoldを購入したかな。こちらであまり見ない種類だったもの。
この後は、高速に揺られ、モデナ付近で事故に巻き込まれ、時間掛かってしまい、
夕方7時頃に家に着きました。
家に帰ったらどっと疲れが。。でもすごく充実した休みでした。やっぱり山が好き♡
イタリアは本当に広いな、と改めて思いました。
●メモ
夫が、ことあるごとに、動物に会えないね(;_;)
と悲しんでました。。私たちが遭遇したのは、リスだけ。
本当は色々な動物がいるんですけどね、早朝とかじゃないと難しいのかな。
私は一度、ラスペツィアの山の方で、バスに乗った時、鹿(capriolo)が前を通過して、ビックリ!という出来事がありました。バスの運転手さんも、日中に珍しいと驚いてました。(乗客私だけだったw)